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ブラケットのビジョン

ブラケットとは

ブラケットとは、壁や柱などから突き出ている庇や梁、棚、張出し床などを支える台座の部分のことを言います。学習者の自主性を大切にし、学習する人の突き出ている部分(得意、興味・関心など)を支える教育を行うことを表しています。
また、数学や科学教育を重視していることを示すため、物理学の量子論で広く用いられている表記法のブラケット(bra-ket)のかけことばにしています。

1.「自己教育力を高めます」
モンテッソーリ教育を参考にした生徒の自立性を大切にするメソッドにより、生徒の自立心と集中力を養い、生涯にわたって自ら学ぶ力を高めます。
2.「アウトプット中心のアクティブ・ラーニングに取組みます」
効果的にデザインしたアウトプットを通した学びを通し、学びの実感を積み重ねながら、能動的な学びに転換していきます。

個別指導
今日生徒さんの個性やニーズ、家庭環境は多様です。まず個々の生徒さんと信頼関係を構築することに最大の努力を尽くし、生徒の主体性を引き出す教育方 法により、学習習慣を定着させ、学力の着実な向上を図ります。
集団指導
勉強する仲間は同年代とは限らず、モンテッソーリ教育に基づく違った年齢も一緒に学びの空間を作ります。年上の生徒さんが年下の生徒さんの面倒を見たり学びのヒントを出すと、教員が教えるより効果があります。
ICT活用など多様な教育方法
初めての数学の証明にチャレンジ 小学5年生・算数(授業例)
今日は、図形の学習に取組んでいる5年生に、数学(幾何学)の証明にはじめてチャレンジしてもらいました。小学生ですが、数学の楽しさを実感してもらうために、古代ギリシャの最初の哲学者・科学者・数学者とされるタレスの逸話を紹介。関心を持ってくれ、生徒のアウトプットはこのような創造的なイラストに発展しました。
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教員日誌:例
【数学の証明は古代ギリシャの発明】
数学は、どの古代文明にもあり、エジプトやバビロニアなどでは、数学が早くから発展していましたが、数学で証明を行ったのは古代ギリシャだけでした。そして、古代ギリシャの最初の哲学者・科学者・数学者とされるタレス(紀元前624年頃-547年頃)が、数学の証明を行ったという伝説が伝えられています。
【タレスの逸話にまつわるクイズ】
証明にチャレンジするウォーミングアップとして、タレスにまつわる逸話をもとにクイズを出して、ホワイトボードに解答を書いてもらいました。少しヒントを出しましたが、それぞれ自力で答えを見つけ出すことができました。(答えはこの文章の最後に掲載しています)
●クイズ1
タレスが、エジプトのピラミッドの高さを、影を使って測ったという逸話があります。どのようにして測ったでしょうか。
●クイズ2
ロバが塩を運んで川を渡るときに、ロバがつまずいて転び、塩は川に溶けて流れてしまいました。次の日もロバは川を渡る時、またつまずきました。ロバは川でつまずくと塩が解けて荷物が軽くなることを覚え、わざとつまずいたのです。困ったロバ使いに相談されたタレスは、その解決策を見つけたという逸話があります。それはどのような解決策だったでしょうか。
【生徒の反応】
対頂角が等しいことの定理の証明に、ホワイトボード上でチャレンジしてもらいました。証明ができるまで、時間がかかりましたが、最小限のヒントをもとに自力で証明までたどり着いた時は、はねあがって大喜びをしていました。
クイズの解答
①人間の影がその人の身長と同じになった瞬間に、ピラミッドの影の長さでピラミッドの高さを測りました。
②タレスは塩にかえて海綿と毛織物を運ばせました。今度もロバはつまずきましたが、荷物は水を吸ってとても重くなりました。それ以降、ロバは川でつまずくことはなくなり、ちゃんと塩を運ぶようになりました。
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